去る8月16日に松原湖畔で行われた花火大会の写真です。もう日本では秋ムードが漂っていると思いますが、今になってようやくアップする時間が取れました。諏訪湖の花火大会の翌日に開催されました。諏訪湖のと違って、規模は小さくささやかなものでしたが、間近で見ることができ、大迫力の音でした。地元の方に風上と聞いた地点にいたのですが、その日は風が逆に吹いて風下になり、苦戦しました。またプログラムを把握しておらず、どの方向にどのくらいの大きさの花火が上がるか予測ができなかったため、難しい撮影でした。何とか形になったものを数点公開いたします。
白駒池
8月初旬、ボランティア先の弓道場を拠点に稲子湯から歩いて行ったときの白駒池とその道中の写真です。その後その合宿のお手伝いが忙しくなり、9月にフィリピンに戻ってからも多忙な日々が続き、写真を編集・加工・アップロードしている暇がありませんでしたが、時間の空いたときに少しずつ作業を続け、ようやくその機会を得ました。白駒池へのアクセスは、実は国道299号の麦草峠から歩いて10分で行けてしまうのですが、その次に計画していた八ヶ岳越え登山のウォーミングアップも兼ねて八岳の滝付近から歩いて行きました。通常なら4時間半ほどで着く行程も、写真を撮りながらだと6時間はかかってしまいます。初日は曇りで滝の写真を撮るには好都合でした。しかし、入山するやいなや雷が鳴り始め、いつ雨が降ってもおかしくない状態でしたが、ついに雨には降られずに目的地までたどり着きました。とはいえ、途中雨が降ったばかりと思われる狭い箇所をとおり、濡れた草木を押し分けながら歩いたため、服はかなり水を吸いました。青苔荘という小屋に泊まりましたが、そこの管理人の人が個性的で面白く、遅くまで一緒にお酒を飲みながら話をしました。何でもその人が池の周りに苔や木の根を保護するため、自費で自主的に木の遊歩道を7年間かけて構築したとか。20年ほど前はもっとうっそうとしていて、神秘的な雰囲気だったそうです。翌朝は早々に起き、カメラを持って池へ、と思いきや、道を間違えて駐車場の方へ。どうもおかしいと途中で引き返しましたが、朝焼けのピークを少し逃してしまいました。それでも朝靄のたつ水面はすばらしく、早起きの甲斐がありました。帰りは元来た道を戻りましたが、最後はやはり稲子湯で締めくくり。今回も温泉・登山・写真の欲張り旅ができました。感謝。
八ヶ岳の写真集VOL01
蓼科・横谷峡
西丹沢写真集
横浜に滞在している間に、今週は2回もキャンプに行きました。幸い雨にも降られず、沢の写真を撮るのに最適な天候となりました。最初は神奈川県側の西丹沢で、2回目は山梨県側の道志村にテントを張りました。水量豊かで沢や滝も多く、すばらしい景観が堪能できます。西丹沢では、モロクボ沢の滝に向かいましたが、ほとんど道なき道を沢沿いに進むといったルートで、あまり人が入っていないようでした。道志側では、キャンプ場のテントを張った場所に、上の写真のような沢があり、山に入らずとも、景観のよい水流を堪能することができました。こうした美しい自然は、いつまでも大切にしたいものです。沢の音と新鮮な空気、朝は美しい鳥の声、夕方はひぐらしの鳴き声。体調や思考を、自然な健康な状態に戻してくれます。夏休み前で、キャンプ場は閑散としており、ほとんど貸切のような状態でした。もちろん近くの温泉も堪能。地球の恵みに感謝です。
栃木★三斗小屋温泉/北温泉
日本に一時帰国中の機会を利用して、再び登山・写真撮影・温泉の欲張り旅行へ。今回は、歩いてしか行くことのできない温泉のうち、今までに行っていなかった栃木県の三斗小屋温泉に行くことにしました。そこから温泉プールのある北温泉にもコースがあるので、2泊の予定で組みました。しかし、やっぱり梅雨。曇りだった天候は、登山口に着く頃には雨になっていました。しかし、思いもかけず同行者ができ、一緒に歩いたので一味違った旅になりました。
夏は景色のほとんどが緑一色のため、今回は新たに購入したマクロレンズを多用し、クローズアップ撮影を楽しみました。しかも雨で、カメラを取り出すのにも抵抗がありましたが、よい練習になりました。それにしても、前日に買っておいた雨具がかなり活躍してくれました。
フィリピン・ドンソルのジンベイザメ
地球で一番大きな魚類であるジンベイザメ。英語でWHALE SHARK。タガログ語ではBUTANDING。プランクトンが豊富な、ルソン島ビコール地方、レガスピから車で1時間ほどのところにあるDONSOLというところで、今もなおこのジンベイザメと一緒に泳げるところがあります。サメといってもおとなしく、海面近くに浮上してきたときに、大きな口でプランクトンを捕食していきます。シーズンは2月から5月で、100匹以上がこの場所で確認されています。泡がでると驚かせるおそれがあるため、スキューバダイビングは禁止されており、シュノーケリングでのみ見ることができます。トレーニングを受けた有資格者が同船し、必ずサメが見られるポイントにガイドしてくれます。レガスピまではマニラから飛行機で1時間。レガスピ空港に到着するなり、富士山によく似た形のマヨン火山が迎えてくれます。夜は、ドンソル河のツアーで何千匹というホタルが観察できますが、参加したものの、残念ながら今回は突然の雨と雷で撮影することができませんでした。しかし、肉眼ではばっちり見ることができました。
ジンベイザメの撮影は、水が多量のプランクトンで濁っており、またサメの体長が10メートル近くあるため全体像がとらえにくく、ほとんどをビデオ撮影に切り替えました。
ビデオ: http://www.youtube.com/watch?v=2AOWZqbJ4T8
それにしても、このような生物が地球に存在しているなんて、驚きです。一体誰がデザインしたのでしょうか。彼らも生命の循環を担っている生命体の一つ。一時期はボホール島で食用に乱獲されていたこともあるそうですが、絶滅させないように、直接的にも間接的にも生態系を壊さないように、皆さんで心がけましょう。
アラビカ種コーヒーの花が咲きました
ボラカイ島写真集
日本から来られたGさんをお連れして、ボラカイ島へ。Gさんは無事ダイビングライセンスを取得。おめでとうございます。最初の数日は雨が降っていましたが、後半は晴れ。夕日もきれいで、島の子供たちとも遊び、充実した訪問となりました。現在工事中のSHANGRI LAホテルも進出してきて、この小さな島にもリゾートホテルがたくさん建設されました。これ以上環境に負担がかからないように祈りたいと思います。大型魚のいるYAPAKをはじめ、各ダイブサイトは、いつもながらきれいでした。ダイバーの方々の参考に書いておきますが、今回水中ライトの裏蓋が、水圧で開かなくなるというインシデントがありました。怪力の人でも開きませんでした。帰ってからお湯にしばらくつけたところ、ようやくあいたのですが、プライヤーで開けようとしたときに、裏蓋にクラックが入ってしまいました。日本のメーカーに問い合わせたところ、送り返してもらえれば、点検、部品交換後、フィリピンまで返送してもらえるということでした。LED48DXというLEDを48個使ったよいライトなのですが、ライトによっては、本体とキャップの組み合わせがきついものがあるようです。以上、同様の問題のあるかたは、ご参考までに。