都心からほど近いところながら、本格登山が楽しめる丹沢。沢も多く、沢登りをする人にも人気スポットとか。場合によっては、北アルプスよりもきついコースもあると言ってよいでしょう。
「山ビルに注意」の看板が目に止まり、「まさか」と気にもとめませんでしたが、気がつくと何と血痕が!本当にいました。
キャンプ場は車の乗り入れができるため、週末は混雑するようですが、平日は貸し切りでした。キャンプ場と言っても広い河原で、よい草があるらしく、夕方から野生の鹿が数頭やってきました。
10月だというのに暑くて湿度が高く、半袖半ズボンで十分でした。
写真を撮りながら、尾根へ上がると、雲が出てきて、予定していた丹沢山の山頂からの眺めは期待できそうもなかったし、台風も近づいていたので下山し、1日切り上げて帰途につきました。山ではこうした決断も迫られます。
白駒池
8月初旬、ボランティア先の弓道場を拠点に稲子湯から歩いて行ったときの白駒池とその道中の写真です。その後その合宿のお手伝いが忙しくなり、9月にフィリピンに戻ってからも多忙な日々が続き、写真を編集・加工・アップロードしている暇がありませんでしたが、時間の空いたときに少しずつ作業を続け、ようやくその機会を得ました。白駒池へのアクセスは、実は国道299号の麦草峠から歩いて10分で行けてしまうのですが、その次に計画していた八ヶ岳越え登山のウォーミングアップも兼ねて八岳の滝付近から歩いて行きました。通常なら4時間半ほどで着く行程も、写真を撮りながらだと6時間はかかってしまいます。初日は曇りで滝の写真を撮るには好都合でした。しかし、入山するやいなや雷が鳴り始め、いつ雨が降ってもおかしくない状態でしたが、ついに雨には降られずに目的地までたどり着きました。とはいえ、途中雨が降ったばかりと思われる狭い箇所をとおり、濡れた草木を押し分けながら歩いたため、服はかなり水を吸いました。青苔荘という小屋に泊まりましたが、そこの管理人の人が個性的で面白く、遅くまで一緒にお酒を飲みながら話をしました。何でもその人が池の周りに苔や木の根を保護するため、自費で自主的に木の遊歩道を7年間かけて構築したとか。20年ほど前はもっとうっそうとしていて、神秘的な雰囲気だったそうです。翌朝は早々に起き、カメラを持って池へ、と思いきや、道を間違えて駐車場の方へ。どうもおかしいと途中で引き返しましたが、朝焼けのピークを少し逃してしまいました。それでも朝靄のたつ水面はすばらしく、早起きの甲斐がありました。帰りは元来た道を戻りましたが、最後はやはり稲子湯で締めくくり。今回も温泉・登山・写真の欲張り旅ができました。感謝。