ある日、何気なくフィリピンのガイドブックを読んでいたら、あるリゾートに行ってみたくなりました。その地は、よく調べてみると、AWHグループをガイドくださっているホセ・リザール先生が、生前スペイン政府により島流しにされたところであることがわかりました。そこで、急遽思い立って、10月後半に行ってみることにしました。MANILAからDIPOLOG空港へ1時間強。そこからは迎えのバンでリゾートへ。DAPITANという街からもう少し北へ行った海沿いの場所です。その途中にあるのがRIZAL SHRINEと呼ばれている、彼が4年間暮らした土地です。
到着した次の日、夜半から朝方にかけて降っていた雨がうそのように晴れ、彼が建てた簡素な邸宅と、診療所や子供たちの教育に使った家屋を見学し、そのときの彼の暮らしを何となく肌で感じることができました。
もちろん、フィリピンの美しい海でのダイビングも堪能しました。このリゾートには、ダイビングを目的に来る人は少ないとかで、周辺の海は自然の景観が比較的健全に残されているように思えました。お客さんのほとんどが現地の人で、外国人はどちらかというと稀のようです。そのため、料金は非常に手ごろに感じられました。また、さすがにシーフードはおいしいです。
リゾート周辺の丘では、夜になると蛍が見られる他、何と光るキノコを発見しました。